手作り、無添加、発酵食品にこだわるのは、一人暮らしの準備
今住んでいるお家に引っ越してから、丁寧な暮らしを心がけています。
口に入れる食べ物はもちろん、衣類や生活雑貨、家をリフォームした時の素材など。
家族の健康のために、できるだけ手作りや、無添加、発酵食品などにこだわるようになりました。
これらの、少し手のかかる作業が必要なものにこだわるのは、実は、わたしの一人暮らしの準備の一つでもあります ( ´∀`)
初めての味噌づくりは、失敗に終わりました
寒い冬の訪れを感じると、毎年やりたくなるのが『味噌づくり』です♪
最初に作ったのは、5年前。この家に引っ越してきて最初の冬です。
近くの有機栽培農家さんから、味噌づくり体験用のセットを2つ購入。さっそく、いただいたレシピを見ながら、我が家の分と実家の分を作ってみました。
初めてにしては、いい感じにできていて、色もお味噌らしい茶色になって、無事に梅雨を越しました。そこで、つい油断してしまいました。
8月の暑い日に、そっと容器の蓋を開けてみたら、なんと黒カビや青カビのかたまりが何個かできていました(>人<;)
そう思ったわたしは、容器2つ分のお味噌の素を全て処分してしまいました。
まだ捨てないで!手作り味噌のカビは、生えるもの
次の年、今度はお友達から誘われた、『味噌づくり体験』。
先生に、昨年はカビが生えて失敗したので捨てたと話すと、
『手作り味噌にカビはつきもの。黒カビと青カビは、スプーンでとればいいし、白カビは人間の体に悪影響はないから大丈夫。』
と、教わりました。 なんだ、捨てなくて良かったんだ・・・。
確かに、ネットで調べると、我が家のお味噌よりも派手にカビが生えている画像がたくさんありました。
それを取り除いたら大丈夫って書いてある(・∀・)
手作り味噌に生えたカビの、対処法
お味噌の熟成期に生えるカビ。黒カビや、青カビ、白カビなどが生えたのを見つけるとびっくりしますよね。
せっかく楽しみにしていた手作り味噌が、もう食べられないのか、とガッカリする必要はありません。
清潔なスプーンでカビが生えた部分を取り除くと、そのまま熟成を続けて、普通に食べることができるので、安心してくださいね。
念のため、カビの周りも1cmくらい多めに取り除くと、さらに安心ですね。
湿度の高い梅雨時期と、8月〜9月の雨が続いた日あたりは、カビは生えやすいので要注意。
できるだけカビを生やさないように、お味噌の表面に35度の焼酎をスプレーして、空気が入らないようにラップでしっかりと多い、容器の蓋を閉めておきます。
手作り味噌の表面の白いものは、何? 白カビではなく、産膜酵母
今年の2月に仕込んでおいた、手作り味噌の容器のフタを開けたところ、表面にブワ〜ッと、白いものが粉を吹いていました。
台風の影響で、湿気が多くジメジメしていたので、嫌な予感がしていたのです。
慌ててネットで検索してみると、これは白カビではなく産膜酵母という酵母なのだとわかりました。(・∀・)
こちらも、白カビ同様、人間の体に悪影響はないのだそうです。酵母なら、混ぜ込めばいいのかと思ったのですが、どうもお味噌の風味を損ねるので取り除いた方が良いようです。
酵母を取り除くのは、なんだかもったいない気がしましたが、美味しい手作り味噌を作りたので、スプーンで綺麗に取り除きました。
ついでに、天地返しもしたところです。綺麗なお味噌の出来上がりです♪
お味噌を仕込んでから、半年以上経過したので、少しずつお味噌汁などに使っています。
もう少し熟成がすすむと、もっとまろやかで味わい深くなって最高に美味しくなります♪
まとめ
手作りのお味噌は、作った人の手のひらによっても、熟成させたお家の環境によっても、風味と味が変わるのだそうです。同じ材料を使って作っても、同じ味にはならないのだそうですよ。
自分で自分を褒めることを、昔から『手前味噌』と言うのは、ここからきているのだそうです。
確かに、我が家の自家製お味噌が、1番美味しいと思っています ( ´∀`)
失敗からはじまった、お味噌づくりは、毎年の冬の手仕事として、わたしの一人暮らしの楽しい年行事になっています。
最後まで、読んでくださりありがとうございます!